【33弾環境】イデアライズ型ユーディ
どうも黒歴史です、ユーディの記事を担当します。
他の方の記事は以下の通りです
立花さん(弓弦羽ミサキ&ケィツゥー+戦斗怜亜&ローレンシウム+獅子島七尾&シンクロトロン+上柚木綾瀬&ズィーガー)
みやびしさん(天王寺飛鳥&フィエリテ)
さぬきさん(倉敷世羅&オリハルコンティラノ+剣淵相馬&フィーユ)
能力の詳細な説明はせず、カード名は『「正式名称」』の形で表記するので、不明なカードがあった場合は適宜検索をお願いします。
はじめに
33弾フリーカードとして、ユーディには「”戯遊誓装”桜街紗那」「帝王のイデア ユーディ」「開け、帝王の門」「誓いの戯遊ユーディ」の4枚が追加されました。
この段階でイデアライズ型のユーディを組んでプレイしてみたところ、
・IGOB「”戯遊誓装”桜街紗那」能力自体は非常に強力
・イデアライズもコストを払わずに展開効果を使用できるので実戦級
・IGOB「”戯遊誓装”桜街紗那」登場以外での能力誘発には「桜街家執事長 黒薔薇のユーディ」が必要
・メインデッキの決定力不足「桜街家執事長 黒薔薇のユーディ」への依存度が高い
といった所感でした。
IGOBの能力を使うにはデッキからユーディ名称を登場させる必要があるのですが、デッキから出てきて展開に絡むユーディが「桜街家執事長 黒薔薇のユーディ」しか存在しないため、展開を行うとIGOBの効果範囲外のカードが増える、能力で同名が登場できないと展開が噛み合わないといった問題点があり、想像以上にIGOBを利用してアタック回数を稼ぐことが困難でした。
その当時のデッキが以下のツイートです。
追加によりますけどサディスティック⇒フリージアで抜けていくと思います pic.twitter.com/3FcTiyi51K
— 黒歴史 (@kuro_yua) 2020年6月28日
その後、2種類の『山札からユーディを登場させることのできるゼクス』が公開されました。
この2種類のカードの公開によって、以下の部分が改善されました
・IGOB「”戯遊誓装”桜街紗那」登場以外での能力誘発には「桜街家執事長 黒薔薇のユーディ」が必要
⇒「夏を告げる蛍火ユーディ」「黒薔薇の奏者ユーディ」が追加、「”戯遊誓装”桜街紗那」の能力誘発のトリガーが増加した。
・メインデッキの決定力不足「桜街家執事長 黒薔薇のユーディ」への依存度が高い
⇒「夏を告げる蛍火ユーディ」がメインデッキに入ることで、2面展開できるゼクスが増加「桜街家執事長 黒薔薇のユーディ」が見えない場合でもある程度戦えるようになった。
今回紹介するイデアライズ型ユーディは今日のカードにて「夏を告げる蛍火ユーディ」「黒薔薇の奏者ユーディ」が公開された段階のリストです。
デッキレシピ
最新弾のカード情報をもとに、中止が発表された8月2日にズィーガー杯にて使用する予定だったイデアライズ型ユーディのリストが以下の通りです。
デッキのプラン
1.アッパーをプレイしつつキーを獲得する
2.リソースを伸ばしてIGOBする
3.「”戯遊誓装”桜街紗那」の効果を利用して連続攻撃、相手を倒す
以上の簡単なデッキになっています。
各ターンごとの動き
マリガン基準
自分は先手後手問わず「変幻自在の執事長 桜街家のユーディ」or「碧玉の大閃光アイヴィーウイング」+ウェイカーアッパー1枚でキープすることが多いですが
「変幻自在の執事長 桜街家のユーディ」「碧玉の大閃光アイヴィーウイング」はこのデッキで1ターン目に攻撃なしでウェイカーLVとドリームキーを獲得出来る数少ないカードなので最優先です。
先手ならこの2種のどちらか単騎キープでもいいかもしれません
1~2ターン目
ウェイカーLV3を目指しながらキーを獲得していきます。
「帝王のイデア ユーディ」の消費キーは4個なので、キーの取りこぼしがなければ2回のIGOBで2ターン連続で登場することが出来ます。多少無理をしてでもキーを獲得するのをおすすめします。
3ターン目
リソースブーストからのディンギルを狙います。
使用できるリソース数で大きく攻撃回数に幅が出るので可能な限りリソースを伸ばします。多くの場合は「銀月の『与幻』ナンナル」になると思います。
レアケースですがIGによっては「安寧たる『頭絡』ニンフルサグ」を利用して9リソースを達成してIGOBできる場合もあります。可能な限りIGはこのターンに行うようにしましょう。
ディンギルが出来ない場合やウェイカーLVが上がっていない場合は「華美なる覚醒者タケノコ」をプレイします。
この場合「華美なる覚醒者タケノコ」の効果でリソースを増やせる「サディスティックヒーロー ユーディ」等が登場できると次のターンのリソースの総数はリソースフェイズ後に8枚になります。
リソース総数8枚だとこの後に紹介する動きが行えるので、この段階で1点を取っておくことをおすすめします。
4~5ターン目
「”戯遊誓装”桜街紗那」の自動能力と「帝王のイデア ユーディ」「【剣誓】『愚者』紗那」による展開で連続攻撃、点数を取り切る。
基本的な連続攻撃の動き
8リソースからスタートします
1.「紅葉にはしゃぐウェアドール」をプレイ、リソースを9にする。
2.「紅葉にはしゃぐウェアドール」でPSを攻撃(攻撃回数1)
3.「誓いの戯遊 ユーディ」の軌道能力で「”戯遊誓装”桜街紗那」を登場させ、登場時効果で「紅葉にはしゃぐウェアドール」をリソースに置く
4.ドリームキーを4個消費して「帝王のイデア ユーディ」をプレイする
5.「帝王のイデア ユーディ」の2つ目の起動効果を使用、自身をスリープしてリソースから「桜街家執事長 黒薔薇のユーディ」を登場させる
6.「桜街家執事長 黒薔薇のユーディ」の登場時効果で山札からゼクスを登場させる(ここではユーディでなくても良い)
今回は展開に直接関係ないため「”戯遊誓装”桜街紗那」の自動能力は省きます、強制効果なので自分のリソースが1枚増えたか、相手のゼクスを1体除去したものと考えてください
7.「桜街家執事長 黒薔薇のユーディ」と「目醒めし黒薔薇 桜街家のユーディ」で攻撃(攻撃回数3)
8.「パフュームメイカー シャボン」の起動効果を使い、スクエアの「桜街家執事長 黒薔薇のユーディ」をリソースに置く
9.「【剣誓】『愚者』紗那」を「帝王のイデア ユーディ」にシフトし
起動効果を使いリソースの「桜街家執事長 黒薔薇のユーディ」を登場させる。
10.登場時効果で山札からユーディ名称を登場(ここでは例として「目醒めし黒薔薇 桜街家のユーディ」をプレイしています)
本来ならこの段階でリソースが余っていればスリープ状態の自分のゼクスを「”戯遊誓装”桜街紗那」の自動能力でリソースに戻すことで攻撃回数を増やすことが出来ます。
今回は説明の都合で「”戯遊誓装”桜街紗那」の自動効果はスキップします。
11.登場させたゼクスで攻撃(攻撃回数5)
ここまでで確定5回攻撃です。「”戯遊誓装”桜街紗那」の能力を2回省略しているのでIGHITやリソースが余分に存在していれば、7回の攻撃が可能です。
加えて「黒薔薇の奏者 ユーディ」が途中で登場したり、「黒薔薇の奏者 ユーディ」から「夏を告げる蛍火ユーディ」「桜街家執事長 黒薔薇のユーディ」などが登場すると攻撃回数はさらに増えます。
おまけ
「進行形の黒歴史 カンナ」の採用について
3ターン目にリソースを伸ばす都合上、相手が先にIGOBをプレイしてくることが多いです。
また、「帝王のイデア ユーディ」がスリープすることで展開を行うため、ある程度の空きスクエアが必要です。
IGOBをトリガーにスクエアを埋めに来るデッキが多いため、勝ち筋を産むカウンターとして「進行形の黒歴史 カンナ」を採用しています。
気になるのがコストだと思いますが相手のIGOB+イデアライズのおかげで想像以上にガンガン下がります。相手のゼクスのコストが7(IGOB)+7+7+3=24で1コストで登場してゼクスを2体除去します。
8面埋められている場合でも本体の攻撃と合わせるとスクエアが3面開くので「”戯遊誓装”桜街紗那」の除去範囲外のゼクスで固められたとしても、「”戯遊誓装”桜街紗那」のアタックを含めると「帝王のイデア ユーディ」+空きスクエア2面を確保することが出来ます。
山札からカードを埋める能力はフィーユ等のリソースリンクで出力の出るデッキで真価を発揮しますが、このデッキでは大抵山札の不純物(ユーディ以外の後半引きたくないカード)や手札に足りていないコンボパーツ(「パフュームメイカー シャボン」等)をリソースに埋めて置くくらいなので、出力は少し落ちます。
決して、カード名に「黒歴史」が入っているから採用したわけではありません。
SHIFT「【運命剣臨】革命旗シャナナ」「【運命剣臨】純潔星ハマリエル」について
「【運命剣臨】革命旗シャナナ」
攻撃回数を稼げるカードですが、このカードだけでは展開が出来ないため、「帝王のイデアユーディ」が一緒に出る必要があります。
2回目のIGOBで「帝王のイデアユーディ」を出すには先述したとおり、ドリームキーの取りこぼさないことが重要です。
このカードを強く使うために、可能な限りドリームキーを獲得できるように動きましょう。最初の数ターン目のユーディ名称でのアタックも考慮範囲内です。
「【運命剣臨】純潔星ハマリエル」
正直2回目のIGOBで迎撃のないユーディが耐久シフトに乗るのはかなり厳しいです。
相手のシフトの攻撃回数が少ない相手にしか乗れませんがそのようなデッキは非常に少ないです。ライフ自体はかなり固くなります(モテッツ3回分)
せっかく買ったので入れていましたが現実的には「ずっと一緒に くまのもも」のような「帝王のイデアユーディ」が出せない場合でも展開できるようなカードが望ましいのかもしれません。
終わりに
今までのユーディと異なり「桜街家メイド隊 陽気なカーネーション」等に依存せずに攻撃回数を増やすことが出来るようになりました。
ユーディは展開したターンの終了時に出したゼクスが概ねリソースに戻ってしまうので受けが非常にもろいデッキです、ライフの生き物に左右されがちですが、どのデッキもそうだと思うので、面が残らないことにあまり悲観せず、伝書鳩が帰ってきたくらいの心持ちでターン終了時を迎えましょう。
非常に安価で組めるデッキなので、強いかどうかはさておき、薦められるデッキではあります(一番高いのがアルカナシフトの「【剣誓】『愚者』紗那」)
伸びしろもそれなりにあるデッキですので、これを機に組んでみてはいかがでしょうか